今週の訪丹では、これまでに引き続き、笹刈りを2日間行いました!
今回はOBさんが4名もきてくださり、にぎやかな訪丹となりました。4周目にもなると、笹もだいぶ刈り進められてきたのでメンバーの笹を刈るスピード自体は早くなってきたものの、いい笹場が少なくなり、思うように刈れないもどかしさが感じられました。長さは十分なのに、枯れかけた茶色の葉をつけている笹場も多くありました。これは長年笹刈りが行われていないと、このような笹が多くなるそうです。
来年、再来年、それよりもずっと先のことを考えて、ていねいに刈ることが大切ですね!作業後にふと足元を見てみると、先々週ぐらいに刈った場所の、笹の茎から、新しい葉がのびているのを見つけました。
皆がいま懸命に集めている、濃い緑の艷やかな葉っぱではなく、若々しく黄緑色の柔そうな葉っぱです。笹は、ちょうど屋根葺きに使える長さになるまで約3年ほどかかると言われています。この小さな葉っぱが、3年後にはきれいな笹の葉になっているのを想像すると、なんだか感慨深いです。 その頃には卒業しているので、OGとしてまた笹刈りに参加するのが楽しみになりました。笹刈りも残すところあと一回です! すこしでも多く笹を刈れるようがんばっていきます!
文責∶坪倉
Comments