こんにちは。2023年度広報部長の大野です。ブログの更新は久しぶりになりますが、今年は訪丹の内容などを積極的に報告していけたらと思っています。
さて、3月18日と19日の2日間、今年初めての訪丹を行いました。制限によって行えていなかった宿泊での訪丹も、感染症対策を講じながらではありますが、今年は行うことができそうです。
今回も宿泊で行いました。内容は、実習棟と田上邸の雪囲い外しです。
田上邸の雪はすっかり溶け、実習棟も、藁細工棟の駐車場側に少し残っているだけ。ふきのとうは既にほとんどが衣を脱いで花を開き、つくしはそこらじゅうに背を伸ばしていました。ようやく春が優勢になってきた、といったところでしょうか。
しかしやはりまだ風は冷たくて、日差しがない時には寒さを感じました。
冬も折れずに抵抗を続けているようです。
作業中は雨もなく、予定通り雪囲いは全て外すことが出来ました。昨年、OB・OGさんの協力もあってやっと完成できた雪囲いを取り外すのは、少し惜しいような気もしましたが、早く日を浴びたかったのでしょうか、冬眠から覚めた家屋たちは、明るく活き活きして見えました。
現在、笹葺き屋根の現状維持のためにワラ細工棟を覆っているブルーシートも、早く準備を整えて外してあげたいと思いました。
次回以降の訪丹では、草刈りや米づくりの準備を行う予定です。
次第に制限前の活動を再開できるようになってきた今、新たに始める活動も含めて、充実した一年になるように努力します。今後も気にかけてくださると嬉しいです。
文責:大野
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