こんにちは。
先週の訪丹は、今年度初の泊まりがけで行いました。今回はお試し訪丹と称して、新入生も大勢参加した賑やかな訪丹となりました。
1日目の活動内容は、京都府立丹後郷土資料館への訪問と、田んぼの畦の草刈り、天橋立観光です。
京都府立丹後郷土資料館では、学芸員の方に案内していただきました。特に印象的だったのは、室町時代に雪舟が描いた「天橋立図」という水墨画です。天橋立付近にある「元伊勢」は伊勢神宮に祀られている神様が伊勢神宮へ行く前にいらっしゃったことに由来すること、龍が天に昇る様子として有名な天橋立ですが、昔は横一文字の景色を楽しんでいたことなどを学びました。高台にある資料館からも横一文字の天橋立が見え、普段車内からは見られない絶景に圧倒されました。
午後には笠松公園へ行き、股のぞきをするなど、天橋立を堪能しました。
田んぼでは、今回は畦の草刈りをして、畦塗りをしていただきました。キャンパスでも種籾の予措作業が終わり、播種を終えたところです。米づくりの準備が着々と進んでいます。田んぼにはたくさんのレンゲが咲いていました。レンゲは緑肥となるので、昨年よりさらに多くのお米が収穫できるのではないかと楽しみです。
2日目は、新入生に向けて実習棟、田上邸の紹介と、知の部屋周りの草刈りを行いました。
知の部屋周りの草刈りでは、新入生も一緒に草刈りを行い、人手もあってかあっという間に綺麗になりました。草を刈ったことで出てきた斜面にある穴は、ご近所の方によると、昔さつまいもや里芋を保存するために使っていたそうです。
2日間を通して、新たな発見や勉強になることが多く、とても面白かったです。今回参加した新入生にも、丹後や村おこしの魅力が伝わっているといいなと思います。
文責:菅田
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