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  • 執筆者の写真立命館大学 丹後村おこし活動チーム

【5月6日-7日 訪丹】

こんにちは。早いもので、もう五月ですね。

新学期になって一か月が過ぎたところですが、新入生が続々と入会してくれています。

今回の訪丹は、OB・OGさん3人と新入生4人を含む14人で行きました。うち10人は宿泊です。とても賑やかな訪丹となりました。




内容は、《日ケ谷プロジェクト》のキックオフです。

私たちは今年度、丹後地方の中でも特に日ケ谷という地域を舞台として、3Dジオラマ化をはじめとした様々な資料作成を行っていきたいと考えています。

そんな日ケ谷プロジェクトの第一歩目を、5月6日、日ケ谷にある天長寺という臨済宗妙心寺派のお寺で、踏み出しました。

天長寺には私たちメンバーと地域の方々などが集まり、様々なお話をしました。



宮津市教育委員会の鶴岡さんには、日ケ谷の歴史や生業についてお話しいただきました。

近世から近代にかけて、日ケ谷の豊富な山林資源が、生活資源や収入源として集落単位で厳しく管理されていたということ、日ケ谷は他の地域に比べて集落同士の独立性が高かったということ、日ケ谷は昔は丹後地方の中でも人口が多かったが、サンパチ豪雪などを転機として人口が減少していったこと。ここには挙げきれないほど本当に様々なことを学ぶことができ、これからもっと掘り下げていきたいと感じました。



また、世界や日本の昔話を素話でお聞きしました。絵も映像も伴わないシンプルな語り方でしたが、トラやキツネなど、登場する様々な動物の表情や態度が目の前にありありと感じられ、とても楽しかったです。日ケ谷にも色々な昔話が残っているというので、ぜひまた聞いてみたいと思いました。



そして、大学生の私たちは普段お寺に足を踏み入れる機会がないので、天長寺さんを案内していただいたこと自体、貴重な経験になりました。特に、壁の特定の場所を押すと別の場所が地震のように揺れるという、大工さんでも分からない不思議な構造をもっている地震の間は、とても興味深かったです。他にも貴重な資料を見せていただいたり、寺での普段の様子や実際の修行についてお話をたくさん聞かせていただき、お寺の良さを実感しました。


日ケ谷プロジェクトの今後の活動も楽しみです。


文責:大野

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