こんにちは。
今回の訪丹では挿し笹と支柱立てを行いました。
1日目は挿し笹です。
8月24日〜25日の訪丹で実習棟の藁細工棟で雨漏りを発見したため、今回の訪丹でそこの部分と劣化している部分に挿し笹を行いました。
まず、田上邸から乾燥させた笹を実習棟へ移動させ、梯を実習棟の藁細工棟に設置して作業開始です。
挿し笹を行うメンバーと梯を抑えるメンバーと笹を運ぶメンバーで分担作業ですすめました。この時挿し笹を行うメンバーには経験豊富なOBさんにも参加しもらい、とてもスムーズに作業が進みました。
去年行った屋根一面の挿し笹ではなく、今年は一部分のみの挿し笹だった為、今回修復した箇所がかなり目立ちますが、本来笹葺き家屋は20年から30年に一度の総葺替えを行い、それ以外の年はこのように劣化した場所を少しづつ補修するそうです。
また、自分達が想像していた以上の笹を使ったため、来年の挿し笹に向けて10月に行われる笹刈りも頑張らないとという気持ちになりました。
2日目は荏胡麻に支柱を立てました。
だんだん横にも大きくなり、自分で枝を支え切れなくなって倒れてしまう荏胡麻もでてくるので、その枝を支えるための支柱です。
10月に収穫を控えているこの荏胡麻は現在とても高く成長し、150cm以上あるものも沢山あります。自分が想像していたより大きく成長していて、かなり驚きました。
このまま沢山の実をつけてくれることを願っています。
今回の訪丹は9月にも関わらずかなり暑い訪丹になりました。日中雲一つない快晴になり、風もなく危うく熱中症になりかけるメンバーもいるほどです。
今後の訪丹も残暑に気を付けて作業していこうとおもいます。
文責:堀尾
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