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  • 執筆者の写真立命館大学 丹後村おこし活動チーム

ファームガーデン空詩土さんへのインタビュー

人との繋がりを大切にしながら、丹後でブルーベリーを栽培していらっしゃる野村加奈子さんとは?

インタビュー先

ファームガーデン空詩土

野村 加奈子さん

インタビュアー

丹後村おこし活動チーム

丹後でブルーベリーを育てていらっしゃる野村さんに、今のお仕事を始められたきっかけ、やりがいなどをお聞きしました。

~大切にしていることは、『人の繋がり』~



-どのようなお仕事をされていますか?

ブルーベリーを育てて、家族で収穫して販売、ジャムに加工して販売しています。8月には午前中のみブルーベリーの摘み取り体験もやっています。




-そのお仕事を始められた経緯を教えていただきたいです。

私がこの仕事を始めたきっかけは、まず自然が好きで何かしら自然相手の仕事がしたかったということです。

私の家は農家ではありませんでしたので、農業をするには何もかもゼロからのスタートでした。土地も探しました。販売のしかたも模索しました。機械もノウハウもゼロでした。

でも、女性でもできそうで、かつ農薬など使わずにできそうで、丹後では他に作っている例がなく、またチャレンジのしがいがあり、何よりジャムやお菓子などの加工に向いているという点からブルーベリーを栽培しています。


-お仕事をしている中でのやりがいや苦労はなんでしょうか?

なにより、美味しいと言ってもらえたときにはとても嬉しいです。そして、家族がもりもり食べてくれて『お母さんのブルーベリーが一番おいしい』と言ってくれるだけで、「やってて良かったなぁ」と思います。

反面、苦労としては自然相手で人間の力なんて微々たるものだと思い知らされるときです。台風だったり、長雨だったり、日照不足だったり、やっぱり農業は自然相手の仕事です。

-大切にしていることや気をつけていることはなんですか?

農業は自然相手だけれど、大切にしていることは『人の繋がり』です。買ってくれるお客様だったり、取引先のオーナーだったり、ご近所さんだったり、やっぱり人の繋がりで成り立っている仕事でもあります。

-新型コロナウイルスによる影響は何かありましたか?

2020年はコロナウイルスで、すっかり生活スタイルが変わってしまいました。まず、お土産屋さんが休業されるとそのままジャムが在庫で残ってしまって、引き上げに行きました。

夏の摘み取りのお客様も遠くのお客様が減ったり、来られた方には記名、アルコール消毒などのお手間をおかけしました。


-この記事を見ている人に一言お願いします

空詩土のブルーベリーは土にこだわって育てて、除草剤や農薬はつかっていません。安心してお召し上がりください。また、完熟で収穫して、一番おいしい状態でお届けできるように努力しています。お天気に左右されることはありますが、精一杯努力しています。

なんといっても、開放的な農園は、吹く風がとても気持ちが良いですよ。

今回の野村さんへの取材を通じて、お仕事を始められたときの苦労や、安全安心なブルーベリーをつくろうとして努力されていることが伝わってきました。

ブルーベリー摘み取り体験は8月に行っているそうです。2020年はもう時期が過ぎてしまいましたが、2021年の8月はファームガーデン空詩土さんで摘み取り体験をしてみてはいかがでしょうか?

インタビュー先概要

ファームガーデン空詩土

野村 加奈子さん

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