地元丹後の良いものにこだわり、夫婦でカフェとタイ雑貨のお店を営んでいらっしゃるkanabunさんとは?
インタビュー先
kanabun
店主:給田 能光さん
インタビュアー
丹後村おこし活動チーム
丹後で15年にわたりカフェとタイ雑貨のお店を営んでいらっしゃるkanabunさん。店主の給田能光さんに今のお仕事を始められた経緯や、やりがいなどについてお伺いしました。
~自分が良いと思ったものを置きたい~
-どのようなお仕事をされていますか?
丹後で、夫婦でカフェとタイ雑貨のお店をしています。
-そのお仕事を始められた経緯を教えていただきたいです。
もともとは大学時代にタイを好きになったことがきっかけで、最初はフリーマーケットでタイ雑貨を売っていました。
そして次第にお客さんが付いてきたので、今のお店になる前のお店でタイ雑貨を売るようになりました。やがて、雑貨だけでなく飲み物やお菓子も出そうという話になりました。
そして2004年7月から前の店を解体し、2005年6月にkanabunという今の名前でカフェとタイ雑貨のお店を始めました。
-お仕事をしている中でのやりがいや苦労はなんでしょうか?
やりがいは毎日違う日を過ごせるということですね。常連さんももちろん来ますが、観光客の方などの初めて来た人と話せるという、簡単に言うと一期一会の生活が楽しいですね。
苦労としては、自分が全てやらなくちゃいけないということですかね。手作りで全部やるので強いて言うならそれが苦労していることですけど、でもそれも含めて全部楽しいです。
ストレス無く、自分のやりたいことが仕事でできるというのが一番ですね。
-大切にしていることや気をつけていることはなんですか?
一言で言えば妥協しないことです。例えばスイーツの材料だったら、地元の食材で自分の目で見て良いと思ったものを使いたいし、タイ雑貨に関しても、現地で見て良いと思ったものを仕入れるようにしています。今のお店をつくるときも、壁や天井も含めて全部を自分たちでつくっていきました。
最近では丹後で国産のタピオカをつくっていることを知って、仕入れてドリンクメニューとして出すことを始めました。最初は流行り物であるタピオカを仕入れるつもりはなかったけど、実際に自分の目で見てそして食べてみたことで「これはただ世間で流行っているだけのものじゃない。」ということがわかったので仕入れるようになりましたね。
だから店をつくる段階から今に至るまで、妥協せずに自分が良いと思ったものを置きたいというのが一貫しているこだわりですね。
-新型コロナウイルスによる影響は何かありましたか?
テイクアウトのみの営業になっていた時期はやっぱりちょっと売上に影響はありました。だけど、その時期に売り場を改装できたことはとても良かったです。
あとは外からのお客さんが来なくなったことで、やっぱり地元のお客さんはとても大事だということを再確認できましたね。15年間やってきた歩みを再確認できたことはとても良かったと思っています。
-この記事を見ている人に一言お願いします
今は大変な時期ですけれども、いつか店舗を訪れることができる日が来たら、是非お越しください!
お話を聞く中で、自分が良いと思ったものを置きたいという統一されたこだわりや、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、その中でできることをするという熱意がとても伝わってきました。
今は新型コロナウイルスの影響でなにかと難しい時期ですが、状況が落ち着いた時にはこだわりのつまったkanabunさんのお店を訪れてみてはいかがでしょうか?
インタビュー先概要
kanabun
給田能光さん
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